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看護師になるには費用がかかるがコスパは良いという話し 学費を節約する方法はいろいろあります 

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看護師になりたい、なりたくないというのはかなり意見が分かれるところです。人を助ける仕事なので、間違いなく立派な仕事なのですが、とにかく激務です。

 

夜勤もありますし、場合によっては「モンスター患者」に対応するなんてこともありえますから。女性ばかりの職場でちょっと人間関係もギスギスしたものもありそうですしね。

 

看護師になるのは、長い期間の勉強と高い学費を払わなければなりません。ただ、それに見合う仕事は、女性の場合は他の仕事と比べるとあると思います。

 

今回は、看護師について、なるには高額な費用もかかりますが、コストパフォーマンスは高いという話しです。将来、看護師になろうかどうかを考えていたら、一読して欲しいですね。

 

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看護師になるには? 学費の問題

 

看護師になるには、中学からというルートもありますが、今回は高校の普通科を卒業し、看護師を目指すという流れで考えてみます。

 

高校を卒業して看護師になるには、教育機関で専門の教育を受けて、なおかつ国家試験に合格しなければなりません。なかなか厳しい道のりです。

看護師の専門の教育は、3年生の看護系の専門学校、3年生の短大の看護系、4年生の大学の看護系などで学ぶ必要があります。

 

学費はこちらのニュースでも紹介されているようにかなり高額になります。

 

news.livedoor.com

 

特に私立は国公立と比べて割高になり、約2倍ほど高くなるというのが一つの目安です。

 

例えば、公立の専門学校であれば平均で127万円。一方私立の専門学校では平均で約250万にもなります。4年生の国公立大学で平均で約240万円、私立なら平均で約648円ということになっています。

 

看護系学部は、理系の学部で設備や施設などが文系と比べると高くつきます。そのため学費が高額になりがちです。国公立大学は、基本的に理系と文系で同額の学費になりますが、私立の場合は施設や設備の負担が大きくなり、学費も高くなります。

 

これは他の理系でも同じ傾向があり、医学部や工学部などでも私立は、国公立と比べると格段に学費が高くなります。

 

 

看護師になるには? 国家試験の問題

 

看護師になるには、専門の教育を看護系の学校で学んだ後に、国家試験に合格しなければなりません。国家試験に合格をすれば、厚生労働大臣より看護師免許を交付され、晴れて看護師となれるのです。

 

なかなか厳しい道のりですね!大学のカリキュラムを履修すれば良いだけでなく、単に国家試験を受ける資格を得るだけですからね。

 

学費も高額ですし、長い勉強や努力が必要ですが、看護師はそれに見合うだけの仕事だといえるのでしょうか?

 

 

看護師になるには費用がかかるがコスパは良い

 

看護師は理系になるので、文系と比べるとより多くの学費が必要です。ただ工夫や頑張りでその学費をより少なくすることは可能です。

 

例えば多くの国公立大学でしたら、「経済的理由により授業料の納付が困難であり、かつ学業優秀と認められる」という条件はあるのもの、審査を通れば学費を免除または減額してもらえます。

まったくお金をかけずに大学を卒業することも可能です。これは国公立大学の魅力です。

 

授業料免除選考基準の運用について:文部科学省

 

なお、国公立大学は現在独立行政法人になっていますので、大学ごとにその審査基準は違いますが、ハードルはそれほど高くありません。

 

また私立の専門学校であっても、病院や医師会が設立した専門学校では、奨学金を支給したり、指定の病院で働けば返済が免除されるものもあります。

現在は、どこも看護師不足のため、手厚い支援が用意されています。また自治体によっては、その自治体で一定期間働くと返済が免除されるような場合もあります。

 

まずは、自分が目指している大学や専門学校が、何らかの授業料減免制度を持っているかどうかを調べてみましょう。

 

仮に授業料減免を受けられなかったり、私立大学などへ進み授業料減免の制度がなかったような場合は、奨学金を利用する方法もあります。

奨学金は現在は、返還が必要ですが無利子でしかも卒業後に支払うことができるので、経済的な負担をかなり減らすことができます。

 

 

看護師の平均年収は世間一般よりも高め

 

看護師の平均年収は、女性の一般的な返金年収と比べると高めになっています。2014年の国の調査によると、民間の平均年収は415万円となっています。この数字が女性だけになると、ぐっと下がり平均年収は272万円になります。

 

一方看護師の平均年収はぐっと高くなり473万円となります。平均年収よりも高い年収になるので、うまく生活をすれば、たとえ奨学金の返済があっとしても、そんなに辛くはないようにすることもできます。

 

ただ看護師は責任が重い仕事ですし、不規則な勤務になりがちで肉体的にも厳しいです。しかし、やりがいはありますし、年収も高めで学費はかかるもののコスパは非常に高い職業だといえるでしょう。