立教大が首都圏対象の入学前予約・給付型奨学金を新設 同じような制度がある大学は?
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立教大学が返済不要の「セントポール奨学金」を2017年度入試から新設することになります。
返済不要の給付型の奨学金は、家計が苦しくても大学へ通うことができるものとして貴重です。
しかもこの奨学金は、入学前に奨学金の採否がわかるために安心です。通常の奨学金は入学後に採用の成否がわかります。奨学金をあてにして大学に入ったのに、奨学金がでないとなると計画が狂います。
また、最近では卒業後の奨学金の支払いが苦しい人も増えていますし自分がそういう状況におかれるかもしれませんから、できるだけ奨学金の負担を減らしたいておくべきです。
今回は、貴重な立教大学の返済不要の「セントポール奨学金」新設について、その詳細を紹介します。また併願戦略として同じような制度がある大学もいろいろ調べてみました。
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セントポール奨学金の基本情報
今回新設される「セントポール奨学金」の特長は、
- 入学前予約型
- 返済不要の給付型
- 対象が首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県)の高等学校出身者
です。実は立教大学には、首都圏以外の高等学校出身者を対象とした入学前予約型の奨学金「自由の学府奨学金」という奨学金制度が2014年に新設されています。
今回の「セントポール奨学金」の新設により、首都圏在住者で生活が苦しく進学を断念するような人でも、その経済的な支援が一つ加わることとなります。
しかもそれが、「GMARCH」で人気の立教に新設されるので、これは嬉しいニュースです。
GMARCHを目指す人は、こちらのガイダンスも出席するのが良いかも。
また、法政の入試制度に変更があります。
立教大学「セントポール奨学金」は 支給金額が年額40万円(理学部は60万円)の返済の必要のない奨学金です。
支給期間は継続審査がありますが、4年間の継続給付になります。採用候補者数は約250名になっています。申請には以下の資格要件を満たす必要があります。
申請資格:
1.2017年度一般入試または大学入試センター試験利用入試で立教大学を受験する者
2.日本国籍を有する者、または永住者、定住者、日本人(永住者)の配偶者・子である者
3.東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の国内高等学校または中等教育学校を2015年4月から2017年3月までに卒業する者(通信制を除く)
4.評定平均値が「4.0以上」である者
5.家計支持者の給与・年金収入金額が500万円未満(課税前)、事業所得者は所得額150万円未満の者
募集要項については、2016年11月1日に公開される予定です。気になる資格ですが、評定平均値が「4.0以上」はちょっと高めです。学校の勉強をおろそかにできませんね。
親の収入金額が500万未満、つまり年収500万未満ですから、それほどハードルが高いわけではありません。最近は年収400万円台に甘んじる家庭も珍しくないですからね。
一般入試だけでなく、センター試験利用入試で入学する者も対象としているのは、国公立大学を目指す人にとっては朗報ですね。詳しい情報などは立教大学の公式サイトでご確認ください。
続いて立教大学の「セントポール奨学金」のように返還不要の給付型で入学前予約のできる大学独自の奨学金を紹介します。
入学前予約型+給付型奨学金制がある主な大学
※( )内は奨学金の名称とリンクを紹介。出身地要件を記載しています。ただし、2016年度の修学金制度を参考したため、2017年度以降は変更の可能性があります。
必ず各大学の最新の情報をご確認ください。
立教大学(自由の学府奨学金)
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外
早稲田大学(めざせ!都の西北奨学金)
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外
慶應義塾大学(学問のすゝめ奨学金)
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外
上智大学(上智大学新入生奨学金)
出身地要件なし
明治大学(明治大学特別給費奨学金)
出身地要件なし
青山学院大学(地の塩、世の光奨学金)
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外
中央大学(中央大学予約奨学金)
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外