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2016国公立大学合格最低点を確認して目標を明確にしようぜ! その方法を教えるよ

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」で、2016年に行われた国公立大学一般入試合格者の最高点・最低点・平均点などが大学別に掲載されています。

最も注目する点は、合格最低点。

「俺はトップで合格してやる」という人は、最高点、「私はかなり心配性」という人は、平均点に注目しても良いけど。

 

最低点が一応の目指すべき目標の目安になります。

 

目標は、具体的であればあるほど、その達成をするのには大事です。

 

たとえば、日々の勉強だって、「とりあえず勉強します」という人と、「いついつまで英単語を〇〇個覚えるぞ」という人では、全然結果が違ってきます。

 

2017年の合格に向けて、目標をしっかり明確にすることが大事です。

 

2016年の国公立大学の志望校の合格最低点を確認して、目標を明確にする方法を紹介する。

 

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まずは志望校の合格最低点を確認する

 

まずは志望校の合格最低点を確認するのがスタートです。こちらのサイトにアクセス。

 

www.keinet.ne.jp

 

「国公立大 一般入試合格者統計一覧」では、地区別に合格者の最低点・平均点・最高点などが確認できます。

 

最新の2016年をまずは確認して欲しい。できれば過去3年間の数字を調べてその平均値を取るとより確実な数字になるはず。

 

たとえば首都大学システムデザイン学部情報通信学部を第一志望としようか。

 

2016年の試験では前期が1000点満点で、

 

合格最低点が621.80

 

ちなみに合格最高点は744.00、合格平均点は 660.17になります。

 

 

首都大の試験はこんな感じ。

 

センター試験が4教科6科目で400点満点。

 

内訳は、国語(100)、数IA・数IIB(100)、物必須,化・生から1,計2(100)、英[リスニングを課す](100[20])。

 

2次試験が3教科で600点満点


内訳は、数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200)、「物基・物」(200)、コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200)

 

 

まずは、センター試験で何点取るつもり?

 

センター試験何点を目標

 

これを明確にしてください。

 

たとえば、ざっくり300点を目標とすることにします。この時、科目ごとに目標点出してくてください。こんな感じで

 

  • 「国語はちょっと苦手だから70点。」
  • 「数学は得意だから80点。」
  • 「理科は物理が得意だけど化学が不安だから70点」
  • 「英語はリスニングが不安だけど頑張って80点」

 

まずは現時点での目標や、将来の希望も含めて出してください。目標は勉強の進み具合で修正して、どんどん適正なものに変えていけばOK。

 

合格最高点が、621.80点だから、

 

 

2次試験では322点が必要ということになります。2次試験も科目ごとに目標点出してくてください。例えばこんな感じ。

 

  • 数学は120点
  • 理科は110点
  • 英語は100点

 

これで合計330点。合格最低点は一応クリアすることになります。まずは目標を数値化し、明確化することが大事です。

 

勉強が進むに連れて、目標をどんどん修正していき、より緻密な目標を立てて行きば良いから、まだ勉強があまり進んでいない人は、希望も込めて目標を決めるのも良いでしょう。

 

 

目標をクリアするためには?

 

目標を立てたら、その目標をクリアしなければなりません。そもそも具体的な数値目標がなければ、どれくらい頑張ればよいかはっきりしないので、目標を決めることは価値があります。

 

ココで、センター〇〇点・2次試験〇〇点などの目標を掲げると、赤本などで過去問をやりたくなりますよね?

 

確かに志望校の傾向や難易度を知ることは大事です。

 

また、実際に過去問を解いてみて、何点取れるかで対策も違ってくるでしょう。

 

しかし、原則赤本などの過去問は、秋以降にやるものと思ってください。

 

受験はまずは基礎力が大事です。基礎力が十分ついているような人なら、過去問をやるのも良いでしょう。

 

しかし、基礎がおろそかのうちに過去問をやって、志望校対策をするのはむしろ逆効果です。順序が違います。

 

しっかりとした基礎があるからこそ、志望校対策が生きてくるし、問題演習することでぐっと成績が伸びます。

 

自分の実力は、模試などを受ければだいたい把握できるはず。

 

第一志望にAランクがついていれば、しっかり志望校対策を取っても良いですが、そうでなければ基礎・基礎・基礎です。

 

「基礎をおろそかにする者は成功しない」

 

と肝に銘じてください。