九州大学のオープンキャンパス2016の日程　内容や申込は必要?

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九州大学のオープンキャンパス2016の日程や詳細が発表されています。九州の受験生は東京や関西などに出て行く人も多いですが、近年は地元思考も強くなっています。

地元となると、やっぱり最難関の九大。旧帝大ですから九州をはじめさまざまな地域から優秀な人たちが集まります。

大学は学歴としても有益ですが、同時に良い仲間を得ることができます。九州大学のような優秀な大学には優秀な人も集まりやすい。

大学の雰囲気を味わえるオープンキャンパスで、ぜひ未来の自分を想像してみるのも良いですよ。

九州大学は1867年に設立された賛生館を起源とします。賛生館は、福岡藩が設立した藩校で医学教育を行っていました。

ちなみに福岡藩といえば、藩主は黒田氏。黒田藩という俗称もあるぐらい黒田家にゆかりのある土地柄です。

黒田氏といえば、以前大河ドラマにもなった黒田官兵衛。豊臣秀吉の軍師として戦国時代に大活躍をしました。

黒田官兵衛の長子である黒田長政が初代の福岡藩の藩主になります。それからずっと福岡藩の藩主は黒田氏が代々つとめています。

明治時代になり、九州にも帝国大学を設置する機運が高まります。すぐに九州帝国大学を創立ということにはなりませんでしたが、1903年に京都帝国大学の分科大学として福岡医科大学が設置されます。

1911年に念願の九州帝国大学が設立されました。明治でいうと44年、東京帝国大学、京都帝国大学、東北帝国大学に続いて4番目に設立された帝国大学になります。

旧帝大でいうと、大阪大学や名古屋大学が格上のような印象を持つかもしれませんが、歴史の古さでは阪大や名大より九大のほうが格上なんです！

1947年に九州大学と改称し、福岡にあったいくつかの学校を包括して多くの学部を持つようになりました。

2004年には九州芸術工科大学を吸収し、芸術工学部を設置してます。

現在の学部構成は以下のようになっています。

なお、九州大学には21世紀プログラムという学士課程のコースがあります。このコースに入学した学生は、一部の科目を除いて全学部のほぼ全ての授業を受講することができます。

幅広く教養を身につけたいという人には興味があるコースですね。

九州大学2016年のオープンキャンパスの日程は以下のようになっています。

伊都キャンパスは、理学部・工学部・２１世紀プログラム・基幹教育院。

箱崎キャンパスは、8月6日が農学部、7日が文学部・教育学部・法学部・経済学部。

大橋キャンパスは芸術工学部。

病院キャンパスは、医学部・歯学部・薬学部。

開催日時と各キャンパスを間違いないように。情報の変更もありえるので詳しい情報は必ず大学のホームページで確認してください。

ちなみに前期では、東大や京大を目指すという人は、こちらのオープンキャンパス情報も参考にしてください。

学部ごとに、学部説明会、模擬授業、各研究室訪問、教員との対話ができたり、質問コーナーなどが設置される予定です。

各学部の企画の詳細は九大ホームページで確認してください。なお、集合時間に遅れないようにという注意書きがあるので、時間厳守で。

その他の企画として

などが発表されています。各企画の詳細は九大ホームページで確認できます。

九大では、前年までは申し込み不要でオープンキャンパスに参加できたのですが、今年からはインターネットによる事前申し込みが必要になっています。

申込期間は、７月１日(金)６時～７月２２日(金)まで。定員のあるイベントもあるので、早めの申込がベターです。

オープンキャンパスの対象者は、九州大学への進学を検討又は希望する高校生(文学部･法学部･経済学部は２年生以上)、既卒者、高等学校教諭となっています。

保護者が入っていないのは気になるところですが、特に禁止する規定もありません。学生に対する企画がほとんどなので、保護者が行く意味はあまり大きくないですが、興味があるなら行っても良いでしょうか。

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