勉強できないのは才能のせい? 努力をすれば必ず報わるれの?
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今まで勉強をサボってた人が、受験勉強をはじめてもスグにはなかなか成績は上がりません。
成績が上がらないと多くの人は焦ります。そしてこんな感じで悩みます。
「これだけ勉強しているのになんで成績が上がらない」
「勉強できないのは才能のせい?」
勉強ができないのは、才能がある・なしによるのでしょうか? 逆に努力をすれば必ず報われるものなのでしょうか?
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勉強ができるのにも才能がある
勉強ができるのにも才能があるかどうかと言われれば、これは正直「ある」といわざるをえないですね。
世の中には、「勉強が楽しくて仕方がない」、「勉強が好き」という人がいます。これは一種の才能みたいなものです。
「勉強が好き」という人は、何時間も勉強をしてもそれほど苦にはなりません。こういう人はやっぱり受験では有利です。
だって、世の中の多くの人は勉強が嫌いだから。
というよりも、勉強の楽しさをまだ発見できていないと言いかえても良いかな。
高校生ぐらいだと、多くの人は「勉強しなさい!」と言われて、義務的に勉強をする人がほとんど。
「定期考査があるから」、「成績が悪いと親に怒られるから」、「勉強しないと大学に行けないから」なんて理由で渋々勉強している人も多いでしょう。
勉強が好きな人と嫌いない人では、自ずと勉強費やす時間が変わってきます。だって勉強が好きな人は、長い時間勉強をしてもそれほど苦にはなりませんからね。
これでは、勝負アリという感じに思うかもしれませんがそうでもありません。勉強が好きな人でも受験を失敗するような人はいるからです。
勉強が好きな人が陥るワナ
勉強が好きな人でも受験を失敗する人がいます。クラスでもいないですか?勉強をしているのに、あまり成績がよくない子が?
こういう子には何が問題があるかというと、いろいろなことが考えられます。
無駄なものも勉強をしている
勉強が好きな人は、追求心があるというか、物事を突き止めていくこと多いです。確かに大学へ入って研究をするとこういった姿勢は大事です。
しかし、大学受験ではこのような姿勢はマイナスになる場合があります。
受験は100点満点を取る必要がありません。これはたとえ東大であってもそうです。
勉強が好きで、知識を完璧に覚えようとする完璧主義者は、とにかく細かいところまで勉強をこだわったりします。
受験のまず鉄則なんですが、
「みんなが間違えないような問題は絶対落とさない」
これが非常に大事です。
確かに東大クラスになると、受験生のレベルも高いため、細かい知識にも対応が必要なんですが、それでも細かい知識をむちゃくちゃ努力する必要はありません。
だって、その知識はそもそも出題されない可能性がありますからね。
それよりも出題可能性が高い問題を、しっかり理解し完璧にすることが大事です。
勉強にかける時間も強弱をつけ、メリハリをつけることが大事。出題可能性が高い問題は、しっかりと何度も繰り返す。出題可能性が低い箇所はサクッと済ませることも大事。
勉強が好きな人は、細かいところもとにかく完璧にしようとして失敗するケースがありますので注意が必要です。
勉強方法が間違っているもしくは効率が悪い
勉強が好きでたくさん勉強をしていても、その方法が間違っていたらどうなりますか?
また、その方法が効率が悪かったらどうでしょう?
たとえば東京から大阪への行き方はいろいろあります。しかし、その方法が間違っていれば、大阪へはたどり着くことはできません。
東北の逆の方向に行ったら大阪行けませんよね。途中で気づいて仙台かどこかで飛行機に乗れば大阪へ行けますが、恐ろしく効率が悪くなります。
また効率でいうと、大阪へは新幹線や、飛行機、高速バス、自転車、徒歩などいろんな方法で行くことは可能です。
効率よく新幹線や飛行機を使えば、最短で大阪へたどり着くことができます。しかし、高速バスならかなり時間もかかります。
自転車だったら数日、徒歩だったらいつ到着できるかわかりません。もしかして途中でリタイアしてしまうかもしれません。
受験勉強は努力をすれば必ず報われるわけではない
受験勉強は勉強は努力が大事です。努力しただけ合格が近づくともいえます。ただ努力をすれば必ず報われるわけではありません。
大事なのは「正しい努力の方法」です。
つまり正しい勉強法です。正しい勉強法でなおかつ努力をすれば、その努力は報われます。
勉強ができないのは、才能という側面もなくもないですが、その度合はあまり高くありません。
今は勉強が嫌いで机に座るのもやっとという人も、まずは勉強法を学びましょう。これが第一歩。いきなり分厚い参考書なんかをやると挫折してしまいます。
勉強法の探し方ですが、成功者の体験を聞くのが手っ取り早いし、最良の方法です。本屋に行って、自分と似た境遇の人の体験談をまず見てみる。そして「自分にもできる」という気持ちを持つことです。