東京福祉大学のSpecial奨学生入試は超太っ腹! 他の大学も追随することを望むよ
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東京福祉大学が2017年より、新たに奨学生入試を導入します。その名前も、
「Special奨学生入試」
世の中には、名前が大げさで内容は大したことがないものがたくさんあります。しかし、このSpecial奨学生入試の内容は超太っ腹で驚きの内容。
福祉系の大学を目指している人は、ぜひとも挑戦したい内容になっています。
奨学生といえば、人によっては学業の合間に新聞配達をするようなものもあります。朝は早いし、毎日のことでとても辛いです。
そんな苦労をせずとも、多くの人が大学で学べるようになると良いのですが。
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東京福祉大学のSpecial奨学生入試の内容
東京福祉大学が2017年度入試からスタートする「Special奨学生入試」ですが、4年間で最大約500万円が返済不要となる奨学金制度を利用することができます。
近年は格差社会といわれ、持つ者と持たない者での教育の格差も問題になっています。国公立大学の学費も将来値上げがするとの情報もあり、子を持つ親や受験生にとっては頭の痛いところです。
そんなご時世に朗報ですね。4年間で約500万円の学費などが免除されるのと同じわけですからね。
この素晴らしい「Special奨学生入試」の内容はこんな感じになっています。
4年間の授業料・施設設備費を全額免除
いきなり「おうー!」という感じですが、112万5000円の授業料や施設設備費が4年間なので合計450万円が免除になります。
奨学生はハーバード大学でのアメリカ夏期短期研修ほか、全ての海外短期研修に半額で参加可能
アメリカ夏期短期研修、韓国秋期短期留学、ベトナム冬期短期留学などに通常の費用の半額、具体的には974,000円に対して487,000円で参加することができます。
最近は国際化社会ですから、英語や海外の文化を学ぶ必要性が増えています。福祉の世界も外国人労働者が増えるでしょうから、留学の必要性も高くなっていくでしょう。
何度でも奨学生に挑戦できる
ひとつの枠で奨学生として採用されなかった場合でも、その後の奨学生入試再度挑戦することができます。再挑戦の選考料が免除になっている点もうれしい点です。
奨学生合格とならなかった場合でも、通常の合格基準を満たす場合は、通常の受験生と同じように合格となります。
ですから、挑戦して損はないという感じですね。
Special奨学生入試は、AO入試・推薦入試それぞれに奨学生枠が設定されています。さらに、12/17には一般教科型の試験が行われ、上位合格者にも4年間の授業料・施設設備費が免除されることになります。
採用予定数は50名ですから、けっこうたくさん採用する印象です。
それぞれの試験の試験日や試験科目は以下のようになっています。
- AO入試枠
試験日 9月17日(土)
試験科目 小論文、面接(集団面接方式/課題レポートの発表を含む)、書類選考・課題レポート
- 推薦入試枠
試験日 11月5日(土)
試験科目 小論文、面接(集団面接方式)、書類選考
- 一般教科型
試験日 12月17日(土)
試験科目 国語総合(古文・漢文を除く)。コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、数学Ⅰ・A
出願方法など詳しい内容や最新情報は東京福祉大学のホームページを確認してください。
入試情報 東京福祉大学Special奨学生入試 | 東京福祉大学
奨学生入試は、他にも様々な大学が実施しています。しかし、これほどの高待遇はあまり例がありません。
また、採用人数もかなりの人数ですから、採用される可能性が高いのも魅力です。
東京福祉大学ってどんな大学?
東京福祉大学は、「東京」とう名がつきますが、もともとは2000年に群馬県伊勢崎市で開学した新しい大学です。
現在は、伊勢崎キャンパス、池袋キャンパス、王子キャンパス、名古屋キャンパスがあります。学部は社会福祉学部、教育学部、心理学部の3つになります。
なお、卒業生には、作家・詩人の「吉見 マサノヴ」などを輩出しています。
気になる人も多いと思いますが、東京福祉大学の偏差値は各学部とも35~37.5程度です。
偏差値を気にする中堅大学以上の学力を持っている人にとっては、たとえ4年間の学費が免除されたとしても対象にならないかもしれません。
家庭の事情で進学を断念するだとか、将来の奨学金の返済に不安があるなどの事業があるなら、検討してみるのも良いかもしれません。
確かに大学のランクは、就職でもまだまだ影響があります。できるだけ高いランクの大学に入学するほうがベターであることは間違いありません。
しかし、大学へ入って「どのようなことをどれくらい学んだ」というのが本来は重要なはず。
自分の学びたいことが、この大学にあるなら決して悪い話ではないかもしれません。将来大学のランクなどで後悔することに不安があるなら、受験すべきではないかもしれませんが。
いづれにしろ、このような試みが他の大学まで波及し、多くの人が大学へ行きやすくなることが望まれます。