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大学選び・合格 親子スタイル

親と子二人三脚で考える大学受験

過去問に取り組むのは時期は?腕試しよりも志望校の傾向を知ることが大事

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書店に行くと、ズラッと赤本が並んでいます。受験勉強で多くの人が取り組むのが赤本などの学校ごとの過去問です。

さらに国公立大学志望の人は、センター試験の過去問にも取り組むでしょう。


しかし、この過去問に取り組む時期ですが、人によって意見が分かれます。

「過去問は腕試しのため、入試直前に解く」という人や、「志望校の出題傾向を知るために早めに解く」という人まで。

いったい過去問に取り組むのは、いつぐらいからが良いのでしょうか?

 

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 過去問研究の一番の目的は出題傾向を知ること

 

過去問で腕試しをしたいという気持ちはわかります。各大学で合格最低点が発表されていますので、過去問を解くことで自分が合格レベルに達しているかどうかの目安になりますからね。

確かに、腕試しとして過去問を利用するのも一つの方法ですが、過去問を解く一番の目的は、

 

出題傾向を知ること

 

大学によって、出題の傾向はかなり違いがあります。

例えば英語であれば、「英作文の難問が毎年多く出題される」とか、「英語長文は、語彙のレベルが高い」などさまざまです。

合格を勝ち取るためには、「相手を知ること、ゴールを知ることが重要です」

相手を知り、ゴールを知ることで、何に重点を置いて、勉強をすべきかがわかります。

志望校では英作文が出題されないのに、英作文をみっちり勉強しても、合格のためには意味がないですよね?

志望校の出題のレベルとかけ離れた問題を解いていても、あまり役立たないですよね?

出題傾向を知ることで、効率的な勉強をすることができます。

過去問の研究は、効率的な勉強をすための一番大事な方法だと思ってください。

なぜなら、過去問は「こんな受験生にうちの大学へ来て欲しい」というメッセージです。

このメッセージに応えて、勉強するのが一番の効率的な方法なんです。

 

 

過去問を解いてみたけど難しくて全く解けません

 

出題傾向を知って、効率よく勉強をするなら、早い時期からが良さそうです。

そう思って過去問を解いてみたけど、全く解けませんという声をよく耳にします。

まだ、基礎力がついていない段階で、多くの大学の過去問を解いてみてもあまり得点はできないのが普通です。

全く解けなくてもとりあえずは構いません。

過去問は解く一番の目的は、「出題傾向を知る」ことだからです。

ただ、基礎力がついていない段階では、本格的に解くというより、毎年の出題傾向や出題の形式、問題の難易度、問題数、制限時間などを知ることが大事です。

まずは過去問は解くというより、眺めるというイメージで取り組むのが良いでしょう。

その時期なんですが、やはり夏休み前までに取り組むのがオススメです。

 

 

本格的に過去問を解くのは基礎力がついてから

 

過去問を解く一番の目的は、出題傾向を知ることですが、次に大事なのが問題演習で実戦的な力をつけるということです。

勉強には、「インプット」と「アウトプット」が必要です。インプットだけでは合格するための実力がつきません。

アウトプットの最良の方法が、過去問を使った演習です。過去問は、実際に過去出題された問題だけに、これほど優良な問題はないわけです。

ですから、基礎力をしっかりついたら、過去問演習をバンバンやってください。

時期的には、夏休みにはしっかりと基礎力を固め、秋以降に取り組むのが良いでしょう。

基礎力がついていない段階から、過去問をバンバン解くべきという考え方もあります。

例えば私は、司法試験などの資格試験の受験も経験がありますが、資格試験では「過去問を基礎がついていない段階から、いきなり解け」という人もたくさんいます。

資格試験は確かにこの方法でも有効でしょう。なぜなら試験の出題などがハッキリしているからです。

過去問をいきなり解くことで、基礎力のインプットも兼ねるわけです。

でも、大学入試と資格試験はちょっと性格が違います。

例えば国公立大学では、センター試験と2次試験がありますよね。

一般的に、センター試験は基礎的な出題が多く、2次試験はより難しい応用力を試す問題が出題される傾向があります。

つまり、レベルの異なる試験に対応しなければなりません。また、大学入試は通常1校だけ受験するのは珍しいでしょう。

多くの人は、本命に加え、滑り止めの大学も受験するはずです。この点は資格試験との大きな違いです。

資格試験は、敵が一つです。一方大学受験は、普通は敵がいくつもあります。

滑り止めの学校になれば、より基礎力が重視された出題傾向が多くなりがちです。

このような傾向の違いにも大学受験生は対応をしなければなりません。

ですから、しっかりと基礎を固めることは重要なのです。それに応用力といっても、しっかりとした基礎という土台がなければ、十分に力をつけることもできないですからね。

 

以上、まとめますと、


  • 過去問を解くのは早いほうが良い
  • 早い段階では、出題傾向などを知ることを目的に眺める感じでも良い
  • 過去問の本格的な演習は基礎力がついた秋以降

 

赤本を早速購入して、合格への道を切り開いてください。