首都大学東京のオープンキャンパス2016の日程や内容は？　学部や教育がわかりにくくないですか？

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出典　首都大学東京

首都大学東京のオープンキャンパス2016が夏本番の暑い時期に開催されます。

首都大学東京といえば、難関国公立大学の一つですが、正直いうと知名度はイマイチです^^;

名前がちょっと国公立大学ぽくないのか、特に首都圏以外の人には私立大学だと思っている人もいるでしょう。

また、首都大学東京は、東京都立のいくつかの大学が統合され一つになった大学で、ちょっと学部構成も特殊です。

そんな首都大学ですから、オープンキャンパスに行って、内容をしっかり確認することは欠かせないかもしれません。

夏本番でちょっとバテ気味で、勉強もちょっとペースダウンが起こりがちです。そんな時はオープンキャンパスに行ってリフレッシュするのも良い方法です。

首都大学東京の基本情報

首都大学東京はちょっと残念ですが、知名度はそれほど高くありません。知名度が高くない大きな原因が大学の統合です。

2003年に当時の石原慎太郎東京都知事が発表した新大学構想に基づき、2005年に設立された新しい大学です。
末尾が「東京」となる、日本で唯一の末尾に「大学」の語がつかない大学です。

なかなか珍しい名称なのですが、珍しいのは名称だけではありません。その教育も都知事が「まったく新しい大学をつくる」という公約に基づいた珍しさがあります。

首都大学は、新しい大学ですが、東京都の設置する4つの大学と短大を統合した大学です。

母体となったのは、東京都立大学・東京都立科学技術大学・東京都立保健科学大学・東京都立短期大学の4つ。

4つの大学や短大を統合して、新しく学部を改組したわけで、それぞれの大学の良さを組み合わせたともいえますが、同時にちょっと明確さも欠けたのかもしれません。

現在の首都大学は学部構成はこんな感じです。

都市教養学部
都市環境学部
システムデザイン学部
健康福祉学部

正直なんともわかりにくい学部名が並びますね。文学部・法学部・経済学部・工学部などの典型的な名称は首都大学東京にはありません。

では、首都大学では、法学や文学、経済学、工学などの学問は学べないかといえば、そうではありません。

それぞれの学部に学科や学問系統のコースが設けられています。典型的なのが都市教養学部ですね。

人文・社会系、法学系、経営学系、理工学系などにわかれています。それぞれ例えば、人文・社会系では社会学、心理学・教育学、国際文化などを専門に学ぶことができます。

首都大学の志望学部は、名称ではなくさらにその詳細な内容まで知って決める必要が他の大学以上にあります。

首都大学東京のキャンパスは、南大沢、日野、荒川の3つ。メインとなるキャンパスは南大沢の巨大キャンパスで、システムデザイン学部の2年生までと、健康福祉学部は1年生のみがココで主に教養科目を学ぶことになります。

都市教養学部と都市環境学部は4年間南大沢、システムデザインは3年生から日野、健康福祉学部は2年生から荒川キャンパスで学ぶことになります。

名称では、はっきり何を学ぶかがわかりにくいので、オープンキャンパスなどに行って説明を聴くのは、とても大事ですよ。